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接種後に発熱した従業員の出勤などに対して助言
日本渡航医学会と日本産業衛生学会は6月21日、「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド補遺版」(職域接種のQ&A)を公表した。
2021/06/21
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いくつもの地震が連動して大地震をもたらした東日本大震災から10年、地震学の進展と課題(1)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第1回シンポジウムが4月30日に開催された。テーマは「東日本大震災から10年、地震学の進展と課題」で、東京大学大学院情報学環教授の酒井慎一氏が講演した。3回に分けて講演内容を紹介していく
2021/06/21
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防災とピクトグラム
「津波フラッグ」を知っていますか?
津波フラッグとは、長方形を四分割した、赤と白の格子模様のデザインです。縦横の長さや比率に決まりはありませんが、遠くからの視認性を考慮して、短辺100センチメートル以上が推奨されます。令和2年6月24日から、海水浴場などで「津波フラッグ」により大津波警報、津波警報、津波注意報(以下、「津波警報等」という)が発表されたことをお知らせする取り組みが始まりました。
2021/06/19
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建設課や消防職員だった頃の経験が生きた
第6回は、津奈木町。海岸部で熊本県の南部、水俣市の北隣に位置する。海沿いには急峻(きゅうしゅん)な山があり、細い道が集落をつなぐ。7月豪雨では多数の土砂災害が発生した地区である。
2021/06/19
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タイ・サトウキビ農家向け干ばつリスクに対応する保険
SOMPOホールディングスの子会社であるSompo Insurance Thailand Pcl(SOMPOタイ)は、タイのサトウキビ農家向けに、干ばつ(サトウキビの成長に必要な期間の少雨)のリスクに対応した「天候インデックス保険」を提供する。丸紅、肥料事業を手掛けるProductivity Plus Co.,Ltd.と共に開発したもので、今年5月からProductivity Plusが提携するサトウキビ農家向けに提供を開始した。
2021/06/17
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自社の事業継続は顧客の事業継続があってこそ
インフィニマムは夫婦2人で営むホームページ制作会社。BCPを策定したのは有事に備えてというより、いまの経営を変えたかったからだといいます。リソースに乏しい小さな会社にとって、災害に見舞われてなお事業継続を図るには、重要業務の綿密な洗い出しと対策の標準化、何より他社との協力・連携が不可欠。そのチャレンジは確実に顧客の信用を高め、自社の生き方を見直す機会になりました。経営に与えた「気付き」は計り知れません。
2021/06/17
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感染症にも対応した医療機関用災対システム
千葉大学発医療スタートアップのSmart119は、社員の体調管理をスマートに行える「健康情報管理機能」を備えた災害対策システム「Smart:DR(スマート ディーアール)」を提供する。医療機関のコロナワクチン接種後の健康管理のために開発されたもので、全国の病院で策定が求められる災害時の事業継続計画に準拠する。集合要請や安否確認などコミュニケーションツールとしての機能も備えており、一般企業の災害対策システムとしての活用も提案する。
2021/06/16
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美味しく備えるレシピ
フライパン一つでレンコンのトマトソースパスタ
みなさんこんにちは! 今回は、フライパン一つでつくれる簡単パスタをご紹介します。パスタって聞くと難しそう…と思われるかもしれませんが、備蓄食から組み合わせるだけで、簡単でおいしいレンコンのトマトソースパスタができちゃいます! ぜひつくってみてください。
2021/06/16
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実践的セキュアコーディング学べるeラーニング
サイバーセキュリティ事業を展開するFlatt Securityは、Webエンジニアのセキュアコーディング習得を支援するSaaS型eラーニングサービス「KENRO(ケンロー)」を展開する。攻撃者が用いる手法を体験する「ハッキング演習」や、脆弱なソースコードを修正する「堅牢化演習」を通じて、より実践的なトレーニングを一元的に受講できるのが特徴。
2021/06/15
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第145回:事例から学ぶ、ネットワークおよび調整能力の重要性
今回紹介するのは、英国のRoyal Academy of Engineeringによる、レジリエンスの強化にエンジニア的な視点を採り入れることを提言した報告書。タイプの異なる4つの緊急事態を事例に、そこから得られた教訓がまとめられている。
2021/06/15
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職域接種申請が加速
企業、大学などの単位で新型コロナウイルスワクチンの接種を行う「職域接種」の申請が加速している。政府によると14日午後5時時点で新たに415会場の申請を受け付け、8日の申請開始からは計2236会場、対象とする人数は1072万人分にのぼる。
2021/06/15
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入退室システムに組み込めるサーモカメラモジュール
赤外線サーモグラフィカメラの開発・製造・販売などを手がける日本アビオニクスは、発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィカメラ「InfReC(インフレック)フィーバースクリーニングシリーズ」の新たなラインアップとなるサーモカメラモジュール「C50A-FS」(7月出荷開始)を販売する。入退室管理システムやセキュリティゲートへの組み込みに適したもの。
2021/06/14
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中小企業をめぐるサイバー情勢と対策
「ランサムウェアによる攻撃」に注意!
最近では、特定の企業や組織を狙ってランサムウェアに感染させ、データを盗んだ上、身代金を支払わなければデータを公開するなどと二重の脅迫を行う手口が確認されています。仮に身代金を支払っても、データが復旧され、データが公開されない保証はなく、さらに身代金を要求される恐れもあります。
2021/06/14
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知って得する気象・防災知識
猶予時間がない火山災害は事前の避難が最重要
2003年に火山噴火予知連絡会が活火山と選定した火山は国内に111あります。火山は時として大きな災害を引き起こします。噴石や火砕流、融雪型火山泥流は発生から避難までの猶予時間がほとんどなく、噴火警報や避難計画を活用した事前の避難が重要です。今回は火山活動にともなう被害や噴火情報、避難のポイントを確認します。
2021/06/14
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ワクチン接種 企業に求められる「安全配慮義務」とは?
「職域接種」の枠組みが打ち出されたことで、ワクチンへの注目が急速に高まっている。いくつかの大企業はすでに方針を発表しているが、対象とならない中小企業においても従業員の接種を積極的に推奨するのか、それとも個々の判断に任せるのかは経営上のテーマだ。企業法務に詳しい丸の内総合法律事務所弁護士の中野明安氏に「安全配慮義務」の観点から企業がふまえておきたい考え方、取るべき方針・方策を聞いた。
2021/06/14
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恵みの川だから怖さも知っている
第5回は、相良村。球磨川水系における最大の支流で「日本最後の清流」とも称される川辺川が村を縦断するように流れる。川辺川は村の最南部で球磨川と合流。7月豪雨では、川辺川の氾濫などで多くの住家が被害を受けたが、犠牲者は出なかった。吉松啓一村長に聞いた。
2021/06/13
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地図連携で経時変化記録できるポータブル傾斜計
大型構造物の維持管理業務コンサルティングを手がけるTTESは、1台で様々な場所の傾きを測定できるポータブル傾斜計「tiltoru(チルトル)」のレンタルサービスを展開する。インフラや工場などの施設管理者が、日々の巡回点検のなかで気になる箇所の経時変化を把握できるように開発したもの。
2021/06/12
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AI搭載のネットワークカメラ
パナソニックi-PROセンシングソリューションズは、映像監視の新しいスタンダードモデルとなる「i-PRO Sシリーズ」ネットワークカメラ(9月発売)を展開する。AIプロセッサーを標準搭載し、従来のネットワークカメラでは難しかった映像の分析・解析といった高負荷のAI処理をカメラ内で行えるようにしたもの。カメラ内で顔や人、車両、二輪車を自動で識別することで、事件事故の未然防止や業務効率化などに貢献する。
2021/06/11
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第10回 「だしぬけ」に備えよ
2021/06/10
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国内外の様々な災害対策を経験し、共通して言えること~企業防災に求められる面的な対応~
7月の危機管理塾は、7月13日(火)16時から行います。発表者は、独立行政法人経済産業研究所コンサルティングフェローの関口訓央氏です。
2021/06/10
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待ったなし!マルチハザードBCPの探求
欧米と日本で新型コロナ対応の何が違ったか?
今回から、新たに「マルチハザードBCP」の連載をスタートします。マルチハザードの意味や従来のBCPとの違い、なぜ今それが必要なのか、どうつくればよいのかを詳しくご紹介していきますが、その前に、まずは「これからのBCPのあり方」について筆者の考えをお伝えします。
2021/06/10
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IoTで作業員の安全衛生管理
日立ソリューションズは、IoT機器を活用し、作業員の生体情報や位置情報、気象情報を取得・分析し、安全管理を支援するクラウドサービス「労働安全衛生 作業員活動支援サービス」を提供する。第1弾の対応IoT機器として、村田製作所と協創した「作業者安全モニタリングシステム」のヘルメット型センサーデバイスと連携する。
2021/06/10
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ポスト・コロナのITリスクBCP~情報セキュリティチーム・BCPチーム連携の要所~
7月6日(火)15時から「ポスト・コロナのBCP」を開催します。参加費は無料です。是非ご参加ください。
2021/06/10
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非IT部門も知っておきたいサイバー攻撃の最新動向と企業の経営リスク
サイバーセキュリティーを単なるコストセンターにはしない
ESGによる長期的な持続可能性が求められる現在、サイバーリスクもその重要な指標の一つとなっている。サイバーリスクの状況は日々変化しており、多様で相互に関連した複雑なリスクへとつながっている。コストセンターとして捉えられがちなサイバーセキュリティーを、長期的に持続可能であることをアピールする機会へと発展させていくことも可能だろう。
2021/06/09
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感染症時代のリスクマネジメント
「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」その4
前回は、厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」の中から、テレワークに特有な事象の取り扱いについて説明しました。今回はテレワークにおける安全衛生の確保について考えます。職場環境や仕事のスタイルが変わっても、企業は引き続き従業員の安全と健康を確保する措置をとることが必要です。
2021/06/09