2021/07/17
ニュープロダクツ
30分程度で組み立てられる可変性の高い木質ユニット

三進金属工業は、小径の材木で簡単に組立・解体・移設ができる木質ユニット「つな木」の第1弾として、"もしも"の時に医療用や避難所用のブースに適した空間に組み換えができる「もしもつな木キット」を販売する。誰でも30分程度で簡単に組み立てられるユニットで、普段の生活からイベントや非常事態など、必要に合わせた空間を自分たちで作ることができる。
「つな木」は、日建設計の木質・木造の開発研究を行うチームNikken Wood Labが、日本の森林保全に欠かせない木材活用の促進を目的に開発。45ミリメートル角の一般流通無垢材と、クランプ(接合部材)、移動用の車輪で構成される基本ユニットで、部材を組み合わせることで、デスク、棚、ベンチやプランタなど自在に形を変えられる。難しい加工や重量物を扱う作業もなく、簡単に組み立てられる。
「もしもつな木キット」は、45ミリメートル角の木材23本(2.8メートル×9本、2.1メートル×12本、0.5メートル×2本)と37個のクランプ、6個のキャスター、天井の膜材1枚で構成され、基本形となるオープンブースに必要なパーツを組み合わせ、意図した空間を簡単につくることができる。
価格は、26万590円〜(オープンキット参考価格、税込、組立運送費別)。納期は受注後30日。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
-
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方