2021/07/28
ニュープロダクツ
![](https://risk.ismcdn.jp/mwimgs/c/6/670m/img_c69eea196d62003a539fa394928c9814109208.png)
防災テックカンパニーのResilireは、BCM/サプライチェーンリスク管理をDX化する、オールインワンのリスクマネジメントプラットフォーム「Resilire(レジリア)」を提供する。「サプライヤーを把握できていない」、「サプライチェーンの被災状況の把握が困難」といった企業の課題に対応し、SCRM、BCM、被災状況の把握、緊急時の情報整理・意思決定までを担うもの。
同サービスでは、アカウントを優先度で振り分け、サプライチェーンをツリー状で管理する。災害などによってサプライヤーに異常が見られた場合には色が変化し、緊急時対応を促す。取引先や社内の他部門だけでなく、原料調達先までのサプライチェーン全体を可視化できる。
また、シンプルで分かりやすいマップUIを使用し、気象庁などの情報から地震、火災氾濫、停電などの被災状況を自動でマッピングする。これにより、被災影響のある拠点やサプライヤーの把握が可能となるほか、重要な拠点やサプライチェーンなどをマップ上でピン挿しし、被災の可能性のある場所をリスト化できる。
さらに、サプライヤーや拠点担当者への連絡・通知が簡単に行える。マップで導き出した被災影響の可能性のある拠点やサプライヤーだけにメールを送れるほか、地域ごとや個別でのメールも可能。回答はクラウドで集約できるため、すぐに全体像を掴むことができる。
同サービスの利用料金は、初期導入費用(初期設定、操作説明)が30万円、基本サービス利用費(発行元ID=5ID、取引先配布ID=30ID)が月額30万円。発注元IDの追加料(月額)は10IDあたり6万円、50IDあたり25万円。取引先配布IDの追加料(同)は、50IDあたり7万円、100IDあたり12万円、500IDあたり50万円。原則1年契約となる。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
3線モデルで浸透するリスクマネジメントコンプライアンス・ハンドブックで従業員意識も高まる【徹底解説】パーソルグループのERM
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンとして掲げ、総合人材サービス事業を展開するパーソルグループでは、2020年のグループ経営体制の刷新を契機にリスクマネジメント活動を強化している。ISO31000やCOSO-ERMを参考にしながら、独自にリスクマネジメントの体制を整備。現場の業務執行部門(第1線)、ITや人事など管理部門(第2線)、内部監査部門(第3線)でリスクマネジメントを推進する3線モデルを確立した。実際にリスクマネジメント活動で使っているテンプレートとともに、同社の活動を紹介する。
2024/07/23
-
インシデントの第一報を迅速共有システム化で迷い払拭
変圧器やリアクタなどの電子部品や電子化学材料を製造・販売するタムラ製作所は、インシデントの報告システム「アラームエスカレーション」を整備し、素早い情報の伝達、収集、共有に努めている。2006年、当時社長だった田村直樹氏がリードして動き出した取り組み。CSRの一環でスタートした。
2024/07/23
-
「お困りごと」の傾聴からはじまるサプライヤーBCM支援
ブレーキシステムの開発、製造を手掛けるアドヴィックスは、サプライヤーを訪ね、丁寧に話しを聞くことからはじまる「BCM寄り添い活動」を2022年度から展開している。支援するのは小規模で経営体力が限られるサプライヤー。「本当に意味のある取り組みは何か」を考えながら進めている。
2024/07/22
-
-
危機管理担当者が知っておくべきハラスメントの動向業務上の指導とパワハラの違いを知る
5月17日に厚生労働省から発表された「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」によると、従業員がパワハラやセクハラを受けていると認識した後の勤務先の対応として、パワハラでは約53%、セクハラでは約43%が「特に何もしなかった」と回答。相談された企業の対応に疑問を投げかける結果となった。企業の危機管理担当者も知っておくべきハラスメントのポイントについて、旬報法律事務所の新村響子弁護士に聞いた。
2024/07/18
-
基本解説 Q&A 線状降水帯とは何か?集中豪雨の3分の2を占める日本特有の現象
6月21日、気象庁が今年初の線状降水帯の発生を発表した。短時間で大量の激しい雨を降らせる線状降水帯は、土砂災害発生を経て、被害を甚大化させる。気象庁では今シーズンから、半日前の発生予測のエリアを細分化し、対応を促す。線状降水帯研究の第一人者である気象庁気象研究所の加藤輝之氏に、研究の最前線を聞いた。
2024/07/17
-
-
災害リスクへの対策が後回しになっている円滑なコミュニケーション対策を
目を向けるべきOTリスクは情報セキュリティーのほかにもさまざま。故障や不具合といった往年のリスクへの対策も万全ではない。特に、災害時の素早い復旧に向けた備えなどは後回しになっているという。ガートナージャパン・リサーチ&アドバイザリ部門の山本琢磨氏に、OTの課題を聞いた。
2024/07/16
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方