海外リスク
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EV供給網、中国を排除=過剰生産、安保を懸念―米政権
【ワシントン、ニューヨーク時事】バイデン米政権は、普及が進む電気自動車(EV)に関するサプライチェーン(供給網)から、中国の排除を進める方針だ。過剰生産された安価な中国製EVや部品が流入すれば、米自動車業界に深刻な打撃を与えると懸念。
2024/09/24
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安心できる環境づくりは義務=男児襲撃事件で中国に要望―十倉経団連会長
経団連の十倉雅和会長は24日の記者会見で、中国広東省深セン市で日本人男児が刺殺された事件について、「国を開いてビジネス活動をやるなら、そこに住む外国人が安心して働けるような環境をつくるのはその国の義務だ」と述べ、邦人の安全確保を中国政府に要望した。
2024/09/24
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「中国はアラブ側に立つ」=王毅氏、レバノン外相と会談
【北京時事】中国外務省は24日、米ニューヨークを訪問中の王毅共産党政治局員兼外相が23日、レバノンのハビブ外相と会談したと発表した。王氏は「(中国は)レバノンを含むアラブの兄弟の側に立つ」と強調。レバノンへの空爆を強めるイスラエルを「強く非難する」と述べた。
2024/09/24
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レバノン、490人以上死亡=イスラエル軍、1600カ所空爆
【エルサレム時事】レバノン保健省は23日、イスラエル軍が同日レバノン各地に加えた空爆による死者が少なくとも492人、負傷者は1645人となったと発表した。AFP通信によれば、子供35人が犠牲となった。
2024/09/24
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リスク評価はサプライヤーの協力が不可欠
人権を尊重したサプライチェーンの構築が求められている。先行して法整備を進めてきた欧州を中心に、各国で規制強化が進む。日本政府も2022年にガイドラインを策定し、取り組み支援に動き出した。人権デューデリジェンスに取り組むために、何が必要か。グローバルなプラットフォームでサプライヤーの労働環境を含めたESG関連の情報収集と分析、提供などを行うSedex。同社のインプルーブメントエグゼクティブである山本梓氏とリレーションシップマネージャーの日野陽介氏に聞いた。
2024/09/24
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中ロ製機器搭載「つながる車」規制=安保懸念、27年型から―バイデン米政権
【ワシントン時事】バイデン米政権は23日、中国やロシアの企業に関係がある機器を搭載した「コネクテッドカー(つながる車)」の輸入や販売を規制すると発表した。米国に関する情報収集や遠隔操作などに利用され、プライバシー侵害や国家安全保障上の懸念があると判断した。2027年型車両から順次適用する。
2024/09/23
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台湾軍人3人を捜査=「独立勢力のサイバー軍」と主張―中国
【北京、台北時事】中国国家安全省は23日、中国本土などにサイバー攻撃を行ったとして、台湾国防部(国防省)情報部門の軍人3人を捜査すると発表した。3人の顔写真も公表し、「台湾独立勢力のサイバー軍」と主張した。 中国は6月、台湾独立の動きを処罰する司法手続きの指針を発表。
2024/09/23
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北朝鮮核実験「いつでも可能」=米大統領選前後も―韓国高官
【ソウル時事】韓国大統領府の申源※(※サンズイに是)国家安保室長は23日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が決断すれば「北朝鮮による7回目の核実験はいつでも可能な状態が維持されている」と明らかにした。11月の米大統領選前後に北朝鮮が核実験を強行する可能性も「十分にある」との見方を示した。
2024/09/23
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イスラエル、戦闘拡大辞さず=ヒズボラは徹底抗戦
【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は22日公表された動画で、北部の国境地帯を挟んで攻撃の応酬が激化しているレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、戦闘拡大も辞さない姿勢を強調した。ハレビ軍参謀総長も声明で「ヒズボラは思い知るまで打撃を被るだろう」と攻撃継続を明言した。
2024/09/23
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アルジャジーラ、西岸の活動停止=イスラエル兵が支局急襲で命令
【エルサレム時事】中東の衛星テレビ局アルジャジーラは22日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラにある支局がイスラエル兵に急襲され、活動停止を命じられたことを明らかにした。期間は45日間だが、無期限に延長される公算が大きい。
2024/09/22
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ヒズボラ、対イスラエル攻撃激化=一斉爆発で「最初の報復」
【エルサレム時事】イスラエル軍は22日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがイスラエル北部の民間地域にミサイルやロケット弾など約115発を発射したと明らかにした。イスラエル軍はレバノン南部のヒズボラ拠点を広範囲に空爆して反撃。
2024/09/22
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親イラン勢力、ヒズボラへ連帯=イスラエルとの衝突拡大も
【イスタンブール時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対するイスラエルの攻勢強化を受け、イランや親イラン組織がイスラエルへの反発を強めている。ヒズボラへの支援と連帯を示して態度を硬化させており、イスラエルとの衝突拡大が懸念される。
2024/09/21
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レバノン各地のポケベル爆発で「認知戦」警戒=SNS上の非難に対応―台湾
【台北時事】レバノン各地で多数の死傷者が出たポケットベル型通信機器の一斉爆発で、台湾では世論を操作する「認知戦」への警戒が広がっている。爆発した機器の製造元が台湾メーカー「ゴールド・アポロ」と報じられたことから、SNS上で台湾非難の声が拡散。台湾当局は対応に乗り出した。
2024/09/21
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保護主義拡大、日本経済に影=対中国、摩擦は不可避―米大統領選
米大統領選の投開票日まで1カ月半。民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領は、激戦州で接戦を演じている。両氏とも保護主義的な政策を打ち出しているが、世界経済に与えるリスクは、輸入品への一律関税などを掲げるトランプ氏の方が大きいとの見方が大勢だ。
2024/09/20
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2日間の死者37人に=ヒズボラとイスラエルは応酬―レバノン爆発
【イスタンブール時事】レバノン各地で17、18両日に起きた無線機や携帯型通信機器の一斉爆発で、アビアド保健相は19日、このうち18日の爆発による死者が25人、負傷者が600人超に増えたと明らかにした。17日には12人が死亡、約2800人が負傷しており、2日間合計の死者は37人となった。
2024/09/19
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経済悪化で社会不安=刃物による襲撃相次ぐ―中国
【北京時事】中国広東省深セン市で日本人学校の男児が刺され死亡した事件で、地元警察は「44歳の男をその場で取り押さえた」と発表したが、動機などは一切明らかにしていない。日本人を狙った犯行なのかも不明だ。中国では刃物を使った襲撃事件が相次いでおり、背景には経済情勢の悪化による社会不安があるとみられる。
2024/09/19
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ヒズボラ報復で紛争激化か=連日の爆発、通信に打撃―イスラエル「新たな戦争段階」
【イスタンブール時事】レバノン各地で17、18両日に通信機器が一斉に爆発し、標的になったとされる同国のイスラム教シーア派組織ヒズボラは、イスラエルへ報復を宣言した。イスラエルはパレスチナ自治区ガザの戦闘から、北部のヒズボラ対処に軍事作戦の重心を移しつつある。
2024/09/19
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エネルギー確保へ行動計画=今冬のウクライナ―IEA
【パリ時事】国際エネルギー機関(IEA)は19日、ロシアの侵攻が続くウクライナの今冬のエネルギー確保に向け、重要インフラの安全強化や天然ガス在庫の積み増しなど、10項目の行動計画を発表した。これを受け、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は同日の記者会見で支援を約束した。
2024/09/19
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トランプ陣営の内部情報盗む=イランが介入、バイデン陣営に送付―米大統領選
【ワシントン時事】米国の連邦捜査局(FBI)と情報機関は18日、イランのハッカーが大統領選に出馬していたバイデン大統領の選挙陣営に、対立候補のトランプ前大統領陣営から盗んだ内部情報を送っていたと発表した。11月の選挙を前に、外国勢力による選挙介入の動きが強まっているという。
2024/09/19
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「全面戦争の予感」「報復を」=爆発相次ぎ市民恐々―レバノン
【イスタンブール時事】レバノン各地では前日に続き18日も通信機器がほぼ同時に相次いで爆発を起こし、多数の死傷者が出た。身近な機器が突然、殺傷力の強い凶器に変わる未曽有の攻撃。「全面戦争への序章だ」「敵に報復を」。緊迫度を増す日常にレバノン市民は戦々恐々としている。 砕け散った無線機。
2024/09/19
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アイコム社「調査進める」=レバノンで爆発の無線機
レバノンの首都ベイルート近郊を含む各地で無線機などの通信機器が爆発した事件で、無線機の製造元と報じられた「アイコム」(大阪市)が19日、取材に応じた。担当者は「報道に出ている機器を見ると、正規品を示すホログラムが貼られていない。模造品が大量に出回ったこともあり偽物だと思うが、調査を進める」と話した。
2024/09/19
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通信機器に爆薬混入か=察知恐れ爆破急いだ可能性も―レバノン爆発、真相巡り臆測
【イスタンブール時事】レバノン各地で起きたポケットベル型通信機器の連続爆発を巡り、臆測が広がっている。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、イスラエルが敵対するイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らを狙った可能性を指摘。
2024/09/19
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国連安保理、レバノン爆発で緊急会合へ=事務総長、緊張緩和訴え
【ニューヨーク時事】レバノンで通信機器などが一斉爆発し多数が死傷した事件を受け、国連安全保障理事会は20日午後(日本時間21日午前)に緊急の公開会合を開くことを決めた。今月の議長国スロベニアが18日、明らかにした。 安保理でアラブ諸国を代表するアルジェリアが開催を要請した。
2024/09/19
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レバノン連日の爆発、20人死亡=「日本製の無線機」、450人超負傷―対ヒズボラでイスラエル関与か
【イスタンブール時事】レバノンの首都ベイルート近郊を含む各地で18日、無線機などの通信機器がほぼ同時に爆発し、保健省によると20人が死亡、450人以上が負傷した。ロイター通信は、爆発した無線機に日本の通信機器メーカー「アイコム」(大阪市)の社名と「日本製」の記載があったと報じた。
2024/09/19
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日本人学校の10歳男児刺される=登校中に負傷、44歳の男拘束―中国・深セン
【深セン時事】中国南部・広東省深センで18日朝、日本人学校に登校していた10歳の男子児童1人が44歳の男に刃物で刺され、負傷した。男児は病院に搬送され、治療を受けている。現地当局が男を拘束し、犯行の動機などを調べている。
2024/09/18