2024/12/18
防災・危機管理ニュース
在ベラルーシ日本大使館は17日、ベラルーシ外務省から日本人1人を拘束していると連絡があったことを明らかにした。今月上旬に拘束情報が報じられていた。ベラルーシでは7月にも日本人男性が「スパイ容疑」で拘束されている。
ベラルーシの独立系メディアは今月3日、ウクライナと国境を接する南東部ゴメリ州で、線路をまたぐ幹線道路の高架橋を撮影していた日本人男性が1日に拘束され、情報機関に身柄を引き渡されたと報道。大使館が確認を進め、16日にベラルーシ外務省から連絡があったという。
大使館関係者は、拘束された日本人にかけられた容疑を明らかにせず、氏名や年齢、性別なども「個人情報のため差し控える」と説明。「邦人保護の観点から引き続き適切に対応していく」と述べた。
ベラルーシでは7月、ゴメリ州在住で日本語教師を務めていた中西雅敏さんが「スパイ容疑」で拘束された。9月には国営テレビが中西さんについて「日本の情報工作員」とする番組を放映した。
〔写真説明〕ベラルーシ国旗(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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