スマホ撮影によるトラブルは社会問題になりつつある

iPhoneが2007年に米国で発売されてから、2019年で12年が経過した。スマートフォンは国内外ともに急速に普及してきており、1人が1台持つ多重的な機能と利便性に優れた情報端末ではあるが、消防現場においては、野次馬が火災現場の消防士の活動はもちろん、被災者や傷病者をスマホのビデオアプリで撮影し、SNSへ「ヤバい」などという心ないコメントとともに災害映像を投稿するなど、罪悪感がなく、被災した人を尊重してないと見受けられるような、モラルのない行動が後を絶たない。

ある消防本部では、消防活動中、無線交信内容や指揮板に記入した被災情報を野次馬が録画して、SNSやYoutubeなどにアップしてしまい、個人情報や搬送先病院名などが露呈してしまったことがあった。

1法的な面からの現状分析

野次馬による撮影行為を明示的に禁止する法律・条例の不存在
野次馬による無断撮影を直接禁止している法律や条例はない。
違法性があるとすることは難しい。  

以下、一般社団法人共同通信社記事
https://this.kiji.is/552453415621936225

JR新宿駅(東京都新宿区)で2日に起きた人身事故で、救出作業のために現場を覆っていたブルーシートの内側にスマートフォンを差し込んで撮影しようとする利用客が複数いたことが3日、JR東日本への取材で分かった。駅員はアナウンスで「お客さまのモラルに問います」と撮影をやめるよう異例の呼び掛けをしたという。
当時は帰宅ラッシュで混雑、駅員らはブルーシートで人の目に触れないようにした上で、救出活動を開始。だが、シートの下部などからスマホを差し込むやじ馬が複数いたため、ホームのアナウンスで「お客さまのモラルに問います。スマホでの撮影はご遠慮ください」と放送したという。
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