海外リスク
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火山泥流が麓の村に=カンラオン山噴火で―フィリピン
【マニラ時事】フィリピン中部に位置するネグロス島で5日、噴火中のカンラオン山(2465メートル)から火山泥流が流れ出し、麓の村の道路などを覆った。降雨の影響で発生したという。比火山地震研究所は、大きな岩が流されてくることもあるとして注意を呼び掛けている。
2024/06/05
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第248回: BCM関係者はオペレーショナル・レジリエンスをどのように捉えているか(2024年版)
今回紹介するのは、BCMの専門家や実務者による非営利団体であるBCIが2024年5月に発表した、オペレーショナル・レジリエンスに関する調査報告書の2024年版。BCIはこれまでオペレーショナル・レジリエンスに関する報告書を2022年、2023年にも発表しているが、この一年間でかなり認識が変わったことが伺える。
2024/06/05
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ERMプログラムを効果的に開発する
ERM(Enterprise Risk Management)を組織に定着させることは、至難の業である。どの組織にも適応できる万能なアプローチは存在しないのかもしれない。とはいえ、リスクマネジメントの専門家たちが積み上げてきた経験から、成功のための経験則は整理できるかもしれない。そうした経験則から導き出されるヒントには、次のものがあるという。
2024/06/05
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フィリピン中部で噴火、800人避難
【マニラ時事】フィリピン中部ネグロス島にあるカンラオン山(2465メートル)が3日夜に噴火し、付近の住民約800人が避難した。死傷者は出ていない。 比火山地震研究所によると、噴火したのは3日午後7時(日本時間同日午後8時)前。
2024/06/04
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燃料高騰リスクに警鐘=円安で国富流出―エネルギー白書
政府は4日の閣議で、2023年度版のエネルギー白書を決定した。液化天然ガス(LNG)などの価格高騰や、円安進行に伴って燃料の輸入金額が増加し、「国富」の海外流出が拡大していると指摘。
2024/06/04
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インド総選挙、開票へ=与党優勢、積み増しなるか
【ニューデリー時事】5年間の任期満了に伴うインド下院の総選挙の開票が4日、始まる。大勢は同日夜にも判明する見通し。地元メディアが伝えた複数の出口調査では、小選挙区543議席のうち、モディ首相率いるインド人民党(BJP)を中心とする与党連合が過半数を確保する勢い。
2024/06/04
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兵器・兵士損耗、主導権ロシアに=ウクライナ、反攻1年も頓挫―ゼレンスキー政権に打撃
【リビウ(ウクライナ西部)時事】ロシアの侵攻を受けるウクライナ軍が反転攻勢を始めて、4日で1年を迎える。東・南部に広がる占領地にくさびを打ち込む狙いだったが、強固な防衛線に阻まれ約半年で頓挫。ウクライナの兵器・兵士は損耗し、ロシアが戦況の主導権を握っている。
2024/06/03
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先島避難、受け入れ先提示=政府
政府は3日、熊本市で開かれた九州地方知事会議で、台湾有事などの「武力攻撃予測事態」に備えた沖縄県・先島諸島の住民の避難先を示した。石垣市が山口、福岡、大分各県、宮古島市が福岡、熊本、宮崎、鹿児島各県、竹富町が長崎県、与那国町が佐賀県。対象の各県は、今年度末までに受け入れの初期計画を作成する。 。
2024/06/03
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ロヒンギャ迫害、再び激化=国軍との紛争巻き込まれ―ミャンマー
【バンコク時事】ミャンマー西部ラカイン州で、イスラム系少数民族ロヒンギャに対する暴力や強制移住といった迫害が再び激化している。クーデターで実権を握った国軍と抵抗勢力の紛争に巻き込まれて双方から弾圧を受けており、国際社会は懸念を表明した。
2024/06/03
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イスラエル、ガザで戦闘継続=新停戦案具体化も協議か
【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、イスラエルが新たな停戦案を示したと伝えられる中、イスラエル軍は2日もガザ全域で戦闘を続けた。AFP通信が目撃者らの話として報じた。
2024/06/03
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先行企業の学びを受け継ぎ、進化するオムロンの海外危機管理
世界130カ国以上で事業を展開するオムロングループ。同社の海外安全対策は、先行企業を学んで整備。従業員教育も同様に充実化してきた。グロ-バルな海外安全対策の中核をなすのが100名を越えるリスクマネージャー。国を越えた連携には、異文化を理解して信頼関係を育む必要があった。
2024/06/03
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南ア総選挙で与党過半数割れ=民主化後初、単独支配に幕
【ロンドン時事】5月29日投票の南アフリカ国民議会(定数400)選挙は、6月1日までの開票の結果、与党アフリカ民族会議(ANC)が第1党の座を維持するものの過半数を失うことが確実な情勢となった。1994年の全人種参加選挙以降、一貫して政権を担った同党の過半数割れは初めて。
2024/06/01
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米下院議長、イスラエル首相に議会演説要請=時期には触れず
【ワシントン時事】米共和党のジョンソン下院議長は31日、X(旧ツイッター)でイスラエルのネタニヤフ首相宛ての書簡を公開し、上下両院合同会議で演説するよう招請したと明らかにした。演説の時期には触れていない。
2024/06/01
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揺らぐ報道の自由=民主主義の行方に懸念―インド
【ニューデリー時事】インド総選挙は6月1日、投票最終日を迎える。2014年に成立したモディ政権下の10年で、民主主義の柱とされる報道の自由が損なわれたとの懸念が高まっており、選挙結果に加え、同国の民主主義の行方にも注目が集まっている。 「記者や独立系メディアに対する攻撃は前例のない規模だ。
2024/06/01
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ウクライナ復興の最前線=各国企業、投資に熱―日本勢に出遅れ感・ポーランド
【ワルシャワ時事】ロシアが侵攻したウクライナでの将来的な復興事業で、隣国ポーランドの重要性が増している。経済成長は欧州連合(EU)主要国を上回り、政治的な安定も期待されている。巨額の復興需要が見込まれるウクライナの最前線基地として各国企業が注目する一方で、日本勢の「出遅れ」を懸念する声も出ている。
2024/06/01
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「ラファ中心部で作戦」=ハマスの武器発見―イスラエル軍
【イスタンブール時事】イスラエル軍は31日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファの中心部での作戦で、イスラム組織ハマスのロケット弾発射装置やテロ活動用のトンネルなどを発見したと明らかにした。
2024/06/01
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パリ五輪標的のテロ阻止=「イスラム主義」の男逮捕―仏
【パリ時事】フランス治安当局は、今夏のパリ五輪のサッカー会場を標的に「イスラム主義に触発されたテロ」を計画した疑いがあるとして、ロシア南部チェチェン共和国出身の男(18)を逮捕した。仏内務省が31日発表した。パリ五輪・パラリンピックを狙ったテロの阻止は初めて。
2024/06/01
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パプア地滑り、避難者支援が急務=発生1週間で首相現地入り
【シドニー時事】南太平洋のパプアニューギニアで大規模な地滑りが発生してから31日で1週間が経過した。崖崩れは今も続き、避難を余儀なくされた住民への支援が急務となっている。マラペ首相は同日、初めて被災地入りし、支援と復興に全力を挙げる考えを示した。
2024/05/31
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サイバー防御会議の設置発表=落合陽一氏ら17人、6月上旬初会合―政府
河野太郎デジタル相は31日、サイバー攻撃の兆候を捉えて事前に対処する「能動的サイバー防御」導入に向けた有識者会議を設置し、6月上旬に初会合を開くと発表した。筑波大准教授の落合陽一氏ら17人がメンバー。次期臨時国会への法案提出を目指し、憲法が保障する「通信の秘密」保護との整合性などを巡り検討を進める。
2024/05/31
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中ロ、世論誘導に生成AI=日本批判あおる事例も―米オープンAI報告
【シリコンバレー時事】米オープンAIは30日、中国やロシア、イスラエル、イランの組織が、同社の生成AI(人工知能)を使い、世論誘導を試みていたと指摘する報告書を公表した。SNSやブログでコンテンツが拡散されたが、影響は限定的だった。日本への批判をあおろうとした事例も確認された。
2024/05/31
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中国ロケット、台湾上空通過=頼政権発足後初
【台北時事】台湾国防部(国防省)は30日夜、人工衛星を搭載した中国のロケットが台湾上空を通過したと発表した。今年、中国のロケットが上空を通過したのは少なくとも4回目で、20日の頼清徳政権発足後は初めて。中国と距離を置く頼政権を威嚇する狙いがあるとみられる。
2024/05/31
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北朝鮮の短距離弾10発超か=韓国軍探知、防衛態勢突破狙う
【ソウル時事】韓国軍は30日、北朝鮮が同日早朝、平壌の順安空港一帯から日本海に発射した短距離弾道ミサイルと推定される10発超を探知したと発表した。北朝鮮が弾道ミサイル10発超を一斉に撃ったとすれば異例。米韓両軍の防衛態勢を突破する能力を試す狙いがあるもようだ。
2024/05/30
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「もしトラ」が映すサプライチェーンと人権のリスク
東日本大震災後、安定調達に向けた再構築が再三求められながらも、コストの現実からいまだ根本的改善がなされていないサプライチェーン。現在はそこに、人権問題対応という世界的潮流の圧力が加わっています。これまでのように、自己正当化の部分最適で乗り切れるのか。今回は「もしトラ」の視点から、企業のサプライチェーンを考えます。
2024/05/30
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アイスランドで再び噴火=昨年12月以降5度目
【ロンドン時事】北欧アイスランド南西部のレイキャネス半島で29日、火山が再び噴火した。昨年12月以降5度目で、溶岩が高さ50メートル以上噴き上げられ、地表の亀裂は約3.4キロに達している。ロイター通信などが伝えた。
2024/05/30
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インド首都で過去最高気温=連日の酷暑、50度超えの誤計測も
【ニューデリー時事】インド気象局は、首都ニューデリーの28日の最高気温が観測史上最高の49.9度に達したと発表した。29日は52.9度が観測されたが、機器の問題などによる誤計測の可能性があるとしている。インドは5月に入り北西部を中心に熱波に見舞われ、50度に達する地域が出ている。
2024/05/29