日本生命保険は15日、外部の販売代理店や銀行の保険営業部門への出向を廃止すると明らかにした。顧客の個人情報漏えいなどの不祥事を受け、商慣行を見直す。生保で出向者をなくすのは初めて。
 同社は4月時点で約50人が外部に出向しているが、2026年度以降、保険販売や営業支援のための派遣を取りやめる。一部は経営企画やコンプライアンス(法令順守)など販売に関わらない部門への配置換えも検討する。 
〔写真説明〕日本生命保険の看板

(ニュース提供元:時事通信社)