2025/05/23
防災・危機管理ニュース
JR山手線は新橋駅付近で架線に異常が見つかり、23日始発から内回り、外回りとも運転を見合わせた。内回りは午前7時ごろ、外回りは午前8時25分ごろにそれぞれ再開したが、本数を大幅に減らして運行。約19万7000人が影響を受けた。
JR東日本によると、22日夜、車掌から「パンタグラフから火花が出ている」と連絡が入り、点検したところ、50編成中21編成で損傷が見つかった。このため、外回りは同日午後9時50分ごろから終電まで全線で運転を見合わせ、約5万人に影響した。
その後の復旧作業で、新橋駅付近で「補助ちょう架線」と呼ばれる架線が断線しているのが見つかった。金具との接続が不十分だったという。
品川駅は23日朝、出勤を急ぐ乗客らで混雑した。新宿にある勤務先に向かう男性会社員(30)は「午前9時の始業時間に間に合うか不安だ」と話した。幼稚園児の娘(5)を遠足の集合場所に連れて行くという女性(42)は「混雑していると娘の具合が悪くなるので急ぎたい。山手線がだめなので京浜東北線を使う」と足早にホームへ向かった。(了)
(ニュース提供:時事通信 2025/05/23-12:49)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/05/27
-
気候変動適応がBCPにもたらすロングスパンの経営観
気候変動への対応として、企業には脱炭素による「緩和策」とともに、悪影響を最小限に抑えつつビジネスチャンスへ転換する「適応策」が求められるようになりました。長期的視点で気候変動のリスクと機会を分析し、経営戦略に融合させる取り組みは、BCPを新たなステージに引き上げる可能性を秘めています。BCPの未来像を聞きました。
2025/05/26
-
-
-
-
永野芽郁と田中圭の報道から考える広告リスクタレントの不倫疑惑
「不倫報道で契約解除」は企業の広告・広報担当者にとって決して珍しい判断ではなくなりました。特に「B to C」企業は世間の空気に過敏にならざるを得ない構造があります。永野芽郁さんと田中圭さんという人気俳優による不倫報道が世間をにぎわせています。企業にとって本質的に問われるべきは、タレントの私生活そのものではなく「報道によって自社ブランドが受けるリスクをどう評価し、どう備えていたか」という事前準備と、報道後のブレない対応です。本稿では、広告タレント起用のリスクに対して、企業が準備しておくべきこと、そして“報道された時”にどう判断すべきかを整理します。
2025/05/20
-
-
-
「まさかうちが狙われるとは」経営者の本音に向き合う
「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」。そんな理念のもと、あらゆるデータトラブルに対応するソリューションカンパニー。産業界のデータセキュリティーの現状をどう見ているのか、どうレベルを高めようとしているのかを聞きました。
2025/05/13
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方