ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、同国保安局(SBU)が主導し、ロシア各地の空軍基地にドローン攻撃を行ったと認めた。基地に配備された戦略爆撃機の「34%」が損傷したと発表。準備にはロシア国内の拠点も使い、1年半以上かけたと述べた。
 2日にトルコ・イスタンブールで予定される直接協議を控え、ロシアとウクライナの戦闘は激しさを増している。協議で双方が主張する和平に向けた立場には大きな隔たりがある。ウクライナは攻撃を強めることで、ロシアに譲歩を迫る狙いがあるもようだ。 
〔写真説明〕1日、ロシア・シベリア南部イルクーツク州で、ドローン攻撃により立ち上る煙(同州知事のテレグラムより)(ロイター時事)

(ニュース提供元:時事通信社)