2025/06/28
防災・危機管理ニュース
海域活断層の今後30年以内の地震発生確率が公表された日本海中南部周辺には、複数の原発が立地している。断層の位置や想定されるマグニチュード(M)などが先行して示された昨年8月以降、東京、北陸、関西の電力3社は原子力規制委員会の指示を受け、日本海沿岸にある5原発について地震や津波への対応を見直す必要性があるか確認を進めている。
すでに再稼働した美浜、大飯、高浜の3原発(いずれも福井県)を抱える関西電は昨年12月、規制委の会合で検討結果を示し、「影響はなかった」と報告。規制委は、高浜について「おおむね妥当」との評価を示した一方、美浜、大飯に対しては説明が不十分などとして継続審議とした。
柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働の準備を進める東電は今月開かれた規制委の会合で、想定される揺れ(基準地震動)や津波の高さには「影響しない」と表明。規制委は「能登半島地震などの最新の知見を踏まえてほしい」としてさらなる説明を求めた。
再稼働に向けて審査中の志賀原発(石川県)を有する北陸電は昨年11月、能登地震を受けて同半島北側にある複数の海底活断層が連動する長さを約96キロから約178キロと見直したばかり。長期評価が示されたその他の海底活断層に関しても審査会合で議論が進められている。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05
-
-
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方