2025/07/17
防災・危機管理ニュース
警察庁は17日、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」のうち、ハッカー集団「Phobos(フォボス)」と「8Base(エイトベース)」によるデータ暗号化被害からの回復ソフトを開発したと発表した。警察庁サイトや、欧州警察機関(ユーロポール)が運営する対策サイトなどで公開し、無料で利用できる。
ウイルス感染により暗号化されたファイルをソフトに読み込ませるだけで、データを復元できる。実証試験では、データの破損がなければ、ほぼ100%復元できたという。
警察庁によると、2グループによる被害は2018年以降、世界で2000件以上発生。ロシア国籍の男らが米司法省などに訴追されている。国内でも20年以降、中小企業や公共機関など90件の被害があったという。
同庁サイバー特別捜査部の男性技官が、闇サイト上のランサム生成ソフトや海外捜査で入手したシステムデータなどを解析し、開発に成功した。同庁は「世界初の成果と言える。被害企業のデータ回復や新たな被害防止に役立ててほしい」としている。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方