【ソウル時事】韓国行政安全省は20日、全国各地で16日から続いた豪雨により、17人が死亡し、11人が行方不明になっていると発表した。これまでに避難した人の数は計1万3000人以上。消防などが行方不明者の捜索、救助活動に当たっている。
 韓国メディアによると、南部の慶尚南道山清郡で19日、土砂崩れが相次いで発生。10人の死亡が確認され、4人が行方不明となった。山清郡では16日から20日午前(日本時間同)までの降水量が約800ミリに上った。ソウル近郊の京畿道加平郡では、20日未明の大雨の影響で土砂崩れが発生し、2人が死亡した。 
〔写真説明〕韓国の豪雨で損傷した車両=20日、京畿道加平郡(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)