オンライン証券口座が何者かに乗っ取られ不正取引が繰り返されている問題で、金融庁は5日、今年1月から5月末までの不正取引の件数が5958件、売買金額は計約5240億円に上ったと発表した。5月単月の不正取引件数は2289件、売買金額は約2094億円だった。不正取引による被害が確認された証券会社は4月末時点から7社増え、16社に拡大した。
 7社は、みずほ証券、SBIネオトレード証券、立花証券、内藤証券、岩井コスモ証券、GMOクリック証券、岡三証券。これ以外にIG証券でも口座乗っ取りが判明している。 

(ニュース提供元:時事通信社)