2025/07/22
防災・危機管理ニュース
気象庁は22日、8~10月の3カ月予報を発表した。太平洋高気圧が日本の南東を中心に強く、上空のチベット高気圧も北側で強いため、平均気温は全国的に平年より高い。同庁は引き続き熱中症に十分注意するよう呼び掛けている。
一方、降水量は東・西日本と沖縄・奄美地方がほぼ平年並みだが、北日本(北海道と東北)は低気圧や前線により、平年並みか多い見込み。北日本以外も台風や秋雨前線の影響を受ける可能性があり、大雨への備えが必要という。
【8月】北日本は天気が数日周期で変わる。東・西日本と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
【9月】西日本の日本海側と北・東日本は天気が数日周期で変わる。西日本の太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
【10月】東日本の日本海側と北日本、沖縄・奄美は天気が数日周期で変わる。西日本の日本海側は晴れの日が平年同様に多く、東・西日本の太平洋側は平年より少ない。
〔写真説明〕東京・銀座で日傘を差して歩く人たち=18日、東京都中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

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