津波到達時刻(気象庁発表)


8時25分ごろに発生したカムチャツカ半島付近の地震で、気象庁は会見を開き、推定マグニチュードの8から8.7の引き上げに伴い、北海道太平洋沿岸東部から和歌山県までに津波警報を発令したと発表した。早急の避難と避難の継続を呼びかける。

カムチャツカ半島付近では7月20日にもマグニチュード7.5と7の地震が発生。現段階で関連性は確認できていないが、一般論として再度、津波を引き起こす地震が発生する可能性を示した。

過去には1952年11月5日にマグニチュード9.0の地震が発生。内閣府HPでは北海道から本州の太平洋側にも最大3mの津波が到達し、約1200軒の家屋が浸水の被害があったと、『北海道南西沖地震奥尻町記録書』を引用し、表記している。

津波警報の解除については現段階で未定としたが、2010年のチリ地震(マグニチュード8.8)では1日程度かかったという。