【北京時事】中国国家インターネット情報弁公室は31日、米半導体大手エヌビディアに対し、中国向け半導体の安全性を巡る懸念について説明するよう求めたと発表した。「深刻な問題」の可能性があるためとしている。
 同弁公室によると、31日にエヌビディアの担当者を呼び出した。同社の半導体に位置情報を追跡する機能などが埋め込まれているとの見方が出ているとして、人工知能(AI)半導体モデル「H20」の安全性に関する資料の提出を要請したという。 
〔写真説明〕米半導体大手エヌビディアのロゴマーク=7月28日、中国・上海(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)