2025/09/10
防災・危機管理ニュース
【イスタンブール時事】イスラエル軍がカタールの首都ドーハで行ったイスラム組織ハマス指導部を狙った攻撃で、ハマスは9日、メンバー5人が死亡したと明らかにした。ただ、指導部には死者はいなかったとして「敵による暗殺は失敗した」と主張した。カタール内務省によると、同国の治安部隊員1人も死亡した。
ハマスによれば、標的となった建物ではトランプ米大統領が最近示したパレスチナ自治区ガザでの新たな停戦案を協議中で、停戦交渉を担当する幹部ハリル・ハイヤ氏の息子らが殺害された。
ハマスは声明で「交渉団を狙ったのは、ネタニヤフ(イスラエル首相)が合意を望まず、国際的な努力を意図的に妨害したがっている証左だ」と批判。「われわれが暗殺未遂で立場や要求を変えることはない」と強調した。
イスラエル政府によると、エルサレムで8日に発生した銃乱射などを受け、ネタニヤフ氏はハマス指導部への攻撃準備を指示。同氏は「戦争終結への扉を開くものだ」と述べ、カタールでの作戦を正当化した。カタールは「国際法違反だ」と反発している。
〔写真説明〕イスラム組織ハマスの幹部ハリル・ハイヤ氏=2022年10月、ダマスカス(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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