2025/09/11
防災・危機管理ニュース
【イスタンブール時事】イスラエルがカタールの首都ドーハでイスラム組織ハマス幹部を狙った攻撃を行ったことを受け、同国のムハンマド首相兼外相は10日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉への今後の関与について「全てを再検証している」と述べ、仲介役としての役割を見直す可能性を示唆した。米CNNテレビのインタビューで語った。
ムハンマド氏は、イスラエルによる今回の攻撃を「国家テロだ」と糾弾。同国のネタニヤフ首相がガザ停戦交渉に真剣に臨んでおらず、「(最近の交渉は)無意味だった」との認識を示した。実際にカタールが仲介をやめれば、ガザの停戦交渉はさらなる難航が必至だ。
〔写真説明〕カタールのムハンマド首相兼外相=8月28日、エジプト北部ニューアラメイン(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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