17日午後9時55分ごろ、トカラ列島近海を震源とする地震があり、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは1キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.7と推定される。同村では午後10時ごろに震度4を観測したほか、震度3の揺れも相次いだ。
 十島村役場によると、地震による大きな被害は確認されていないという。
 十島村では群発地震が6月21日から始まり、7月3日には悪石島で震度6弱の揺れを観測。悪石島と小宝島から計約70人が鹿児島市内などへ一時的に避難した。同村で震度5弱以上の揺れを観測したのは7月7日以来となる。 

(ニュース提供元:時事通信社)