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ここ数年、データ改ざんによる不正が突然発覚するケースが増えています。製品仕様に適合していないにもかかわらず、データの書き換えが行われていたり、燃費データや排ガス成分濃度が改ざんされているなど、さまざまな分野でこうした事件は後を絶ちません。今年も、中部電力・浜岡原子力発電所において、安全データの改ざん疑いが発覚しました。

こうした改ざんを未然に防ぐことは、リスクマネジメントの最重要テーマですが、一方で、既に起きてしまっていることを前提として、いかに早く発見し、対処するかを考えておくことも危機管理においては重要になります。

多くのケースで問われるのは「なぜ早期に報告されなかったのか」です。

さて、次のケースをあなたの会社に当てはめて考えてみてください。

部下が青い顔であなたのデスクに来ました。「すみません、過去のデータに問題があるかもしれません・・・」。この瞬間、あなたは何と答えますか?その「最初の一言」が、組織の運命を決めます。

【旬なニュース】

2025年1月、中部電力・浜岡原子力発電所において、安全データの改ざん疑いが発覚しました。原子力規制委員会は審査を停止し、3月末までの詳細報告を求めています。