2025/09/21
防災・危機管理ニュース
能登半島北部を襲った記録的な大雨から1年となった21日、災害関連死3人を含む計19人の犠牲者が出た石川県の輪島、珠洲両市、能登町などに献花台が設置された。馳浩知事らは3市町を訪れて献花台に花を手向け、犠牲者らの冥福を祈った。
馳知事は、輪島市立輪島中学3年の喜三翼音さん(当時14)ら4人が亡くなった同市久手川町で、黙とうもささげた。記者団に「まだ復旧の途中で、復興には程遠い現状もある。一日一日めどを立てて進むことができるよう市や関係機関と連携しながら取り組んでいきたい」と話した。
家屋ごと流された喜三さん宅の跡地前では同市の自営業木下京子さん(64)が手を合わせ、「地震も水害も災害は残酷だ」とため息をついた。
同市では当時、観測史上最高の1時間雨量121ミリを記録した。能登半島地震で生じた倒木や土砂が河川に流されて氾濫を拡大させる要因となり、地震の復旧が続く中での二重災害となった。
農地約400ヘクタールにも土砂や流木が堆積。うち200ヘクタール以上が復旧に至らず、今年も作付けができていない。全壊82棟を含む県内約1900棟の住家に被害が及び、1年がたった今も多くの人が仮設住宅で暮らしている。
〔写真説明〕昨年9月の豪雨の犠牲者に黙とうをささげる石川県の馳浩知事(左)=21日午前、石川県輪島市
〔写真説明〕昨年9月の豪雨で犠牲になった喜三翼音さんの自宅跡地前で手を合わせる木下京子さん=21日午前、石川県輪島市
〔写真説明〕昨年9月の豪雨の犠牲者に向け、献花する石川県能登町の男性=21日午後、同町
(ニュース提供元:時事通信社)



防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/08
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
-
-
-
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24
-
-
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方