2025/09/25
防災・危機管理ニュース
トヨタ自動車が建設した実証都市「ウーブン・シティ」(静岡県裾野市)が25日、始動した。2020年の構想発表から5年。同社を含む19の企業が参画し、人が暮らす環境下で車の運転や物流の自動化などの実証実験を本格化する。一般来訪者の受け入れは26年度以降を目指す。
開業したのは約4万7000平方メートルの第1期工事区域。住居棟8棟を含む建物14棟が立地しており、今後、トヨタ関係者をはじめとした約300人が居住する。
注目が集まるのは自動運転技術の実験。スマートフォンで指定した地点までロボットが車を誘導する新たなカーシェアや、ロボットを使った無人配送の技術などを検証する。
車関連以外では、ダイキン工業や日清食品など異業種7社も実験に参画。トヨタと連携し、新たな製品やサービスの創出を目指す。トヨタの豊田章男会長は式典で「街というより、未来のためのテストコース。1社だけでは起こせない『掛け算』を起こしていく」と意気込んだ。
先端技術の研究を目的に、自動車メーカーが街をつくるのは世界的にも珍しい試み。地元の裾野市は「ウーブン・シティの中だけで収まらず、市民生活の向上につながるような技術開発に期待したい」(担当者)としている。
〔写真説明〕トヨタ自動車の「ウーブン・シティ」の中庭と、自動運転の電気自動車(EV)「イーパレット」=25日午後、静岡県裾野市
〔写真説明〕トヨタ自動車が建設した「ウーブン・シティ」(ウーブン・バイ・トヨタ提供)
〔写真説明〕トヨタ自動車の「ウーブン・シティ」内を走行する電動小型三輪モビリティー=25日午後、静岡県裾野市
〔写真説明〕トヨタ自動車の「ウーブン・シティ」内で、シェアカーを誘導して自動で搬送する自律走行ロボット(右)=25日午後、静岡県裾野市
〔写真説明〕トヨタ自動車が建設した実証都市「ウーブン・シティ」が始動し、式典であいさつする豊田章男会長=25日午後、静岡県裾野市
(ニュース提供元:時事通信社)





防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/30
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方