2025/10/01
防災・危機管理ニュース
警視庁公安捜査監督指導室の発足式で訓示する若田英公安部長=1日午後、東京都千代田区
警視庁公安捜査監督指導室の発足式で訓示する若田英公安部長=1日午後、東京都千代田区
警視庁公安部は1日、捜査のチェック機能を強化するための「公安捜査監督指導室」を発足させた。機械メーカー「大川原化工機」を巡る冤罪(えんざい)事件を踏まえた再発防止策の一環で、捜査指導体制の拡充を図る。
若田英公安部長は同日、同庁本部で行われた発足式で「信頼を回復することは、一朝一夕になし得るものではない。真に必要な捜査を緻密かつ適正に推進する役割を果たす存在となることを祈念する」と訓示した。
指導室は、管理官級の室長をトップに、公安総務課内に約20人体制で設置された。主に本部や警察署が手掛ける公安・外事の重要事件を対象に、収集した証拠の吟味や捜査手続きが適正かどうかの確認、法令解釈の指導などに当たる。現場の捜査員からの相談や質疑も受け付ける。
大川原化工機を巡る冤罪事件の国家賠償訴訟では、公安部の捜査を「違法」と認定した判決が6月に確定。警視庁は8月、「捜査指揮系統が機能不全に陥っていた」などとする検証報告書を公表し、指導室の新設や公安部長が主宰する会議の導入などの再発防止策をまとめていた。(了)
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- 冤罪
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/30
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方