2025/10/29
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】世界で気温上昇や高齢化に伴い、熱中症で死亡する人の数が2012~21年に年間54万6000人に達したとする報告書を29日、国際研究チームが英医学誌ランセットに発表した。1990年代と比べ63%増となる。「気候変動による健康への脅威は前例のないレベルに達している」として、温室効果ガスの削減強化が急務だと警鐘を鳴らした。
報告書によると、90~99年には世界の熱中症による死者数は年間33万5000人だった。日本では2012~21年に年間4300人が死亡し、90年代から2.4倍近く増えた。イタリアは7400人、スペインは5800人と、いずれも約2倍に増加した。
現在は寒さで亡くなる人の方が多いが、地球温暖化がこのまま進むと、大半の地域で熱中症の死者数が上回るようになるとの予測も示した。
〔写真説明〕厳しい暑さの中、渋谷スクランブル交差点を歩く人たち=6月28日午後、東京都渋谷区
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 熱中症
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/28
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方