高市内閣の布陣から読み取れる外交・安保政策の明確な方向性
政権運営の安定、対米関係重視、保守政策の推進
和田 大樹
国際政治学者 株式会社Strategic Intelligence代表取締役社長CEO、清和大学法学部講師。専門分野は国際安全保障、国際テロリズム、経済安全保障など。大学研究者として安全保障的な視点からの研究・教育に従事する一方、実務家として海外に進出する企業向けに地政学・経済安全保障リスクのコンサルティング業務に従事。
2025/11/11
地政学リスクを読み解く
和田 大樹
国際政治学者 株式会社Strategic Intelligence代表取締役社長CEO、清和大学法学部講師。専門分野は国際安全保障、国際テロリズム、経済安全保障など。大学研究者として安全保障的な視点からの研究・教育に従事する一方、実務家として海外に進出する企業向けに地政学・経済安全保障リスクのコンサルティング業務に従事。
2025年10月、日本の政治は高市早苗氏が日本史上初の女性首相に就任するという歴史的な一歩を踏み出した。初の女性首相ということで、日本国内でも若年層や女性を中心に高市政権の政策に対する強い期待の声が聞かれる。TBSが11月2日に発表した世論調査によると、高市政権の支持率は82%に達したが、これは政権発足時の支持率が50%代や60%代だった石破政権や岸田政権、安倍政権を遥かに上回る数字だ。高市首相は就任直後から米国、韓国、中国の指導者とそれぞれ会談したが、その高市外交のついては評価の声が多く聞かれ、それも高い支持率を支えていくことが予想される。一方、10月に発足した高市内閣の人事を分析すると、政権運営の安定、対米関係重視、保守政策の推進という3つの政治的・政策的メッセージが浮かび上がる。
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