ウクライナ西部テルノピリで18日から19日にかけて、ロシアによる攻撃があり、少なくとも25人が死亡した。AFP通信が19日、ウクライナ内務省の情報として伝えた。負傷者が多数出たほか、エネルギー施設や交通インフラも被害を受けたという。
 ゼレンスキー大統領はSNSへの投稿で「日常生活に対するあらゆる恥知らずな攻撃は、ロシアへの圧力が不十分であることを示している」と指摘。「効果的な制裁とウクライナへの支援がこの状況を変えられる」と述べ、防空ミサイルによる支援を同志国に呼び掛けた。
 ゼレンスキー氏によると、ロシア側はウクライナ各地への攻撃に470機以上のドローンと48発のミサイルを使用。うち1発は弾道ミサイルだったという。 
〔写真説明〕19日、ウクライナ西部テルノピリで、ロシアのミサイル攻撃によって破壊された集合住宅(ロイター時事)

(ニュース提供元:時事通信社)