2025/11/20
防災・危機管理ニュース
例年、暖房器具を使い始める人が多い11月に火災事故が増えるとして、製品評価技術基盤機構(NITE)が器具の破損がないかなどを事前に点検し、安全に使用するよう呼び掛けている。
2020~24年にNITEに通知された暖房器具の事故は596件に上り、死者数は78人だった。月別で見ると、11月に増え始め、12月~翌年3月までに集中していた。
製品別では、石油暖房器具の事故が最多の263件だった。給油口のふたの閉め忘れなどが原因で漏れた灯油に引火したり、洗濯物などの可燃物が接触して出火したりするケースがあった。誤ってガソリンを給油したことによる事故もあった。
次に多かったのは電気暖房器具の事故(208件)で、内部配線の不具合や電源コードの断線による異常発熱が目立った。リコール対象製品での事故も見られた。
NITEは事故防止のポイントとして、壁や燃えやすい物との距離を十分に確保し、就寝時には必ず消すことが重要としている。
石油暖房器具は、ほこりがたまらないよう定期的に掃除し、燃料には新しい灯油を使うことが必要と指摘。電気暖房器具については、電源コードやプラグが変形していないことや転倒時オフ機能が正常に作動することを確認するように求めている。
〔写真説明〕布団が電気ストーブに触れて燃える再現実験(NITE提供)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 火災
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/12/05
-
競争と協業が同居するサプライチェーンリスクの適切な分配が全体の成長につながる
予期せぬ事態に備えた、サプライチェーン全体のリスクマネジメントが不可欠となっている。深刻な被害を与えるのは、地震や水害のような自然災害に限ったことではない。パンデミックやサイバー攻撃、そして国際政治の緊張もまた、物流の停滞や原材料不足を引き起こし、サプライチェーンに大きく影響する。名古屋市立大学教授の下野由貴氏によれば、協業によるサプライチェーン全体でのリスク分散が、各企業の成長につながるという。サプライチェーンにおけるリスクマネジメントはどうあるべきかを下野氏に聞いた。
2025/12/04
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/02
-
-
-
-
-
-
目指すゴールは防災デフォルトの社会
人口減少や少子高齢化で自治体の防災力が減衰、これを補うノウハウや技術に注目が集まっています。が、ソリューションこそ豊富になるも、実装は遅々として進みません。この課題に向き合うべく、NTT 東日本は今年4月、新たに「防災研究所」を設置しました。目指すゴールは防災を標準化した社会です。
2025/11/21







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方