トランプ米政権は、米半導体大手エヌビディア製の人工知能(AI)半導体について、中国への輸出に向けた審査に着手した。既にトランプ大統領が対中輸出を許可する方針をSNSで表明しており、審査は少なくとも1カ月かかる見通しだ。ロイター通信が18日に報じた。
 米中両国は10月末に韓国で首脳会談を実施。貿易摩擦が緩和に向かい、トランプ氏はエヌビディアの前世代型の先端半導体「H200」の輸出を認めると明言していた。最先端のAI半導体「ブラックウェル」は対象外となる。 
〔写真説明〕米半導体大手エヌビディアの本社=カリフォルニア州、9月22日(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)