2025/12/22
ニュープロダクツ
ハイエースベースのキャンピングカーの製造などを手掛けるトイファクトリーは、キャンピングカー開発の技術を活かした自治体向けの多目的防災車両「マルモビ」シリーズを展開する。このほど、岐阜県御嵩町と共同開発したEV軽バン版モデル「マルモビライトEV」をコンセプトモデルとし、同町所有の公用車に架装・導入した。平時には多用途の地域活動車両として、災害時には“動くエネルギーシェルター”として運用できるもの。
「マルモビライトEV」は、御嵩町をはじめとする自治体の実務課題をもとに同社が企画した「機動力×給電能力」を兼ね備えた次世代モビリティ。同町が公用車として既に所有していた三菱自動車「ミニキャブEV」の給電能力を最大限に活かし、“災害時の電源車・熱中症対策・地域の見守り・移動支援”など1台で多様なシーンに活用できるよう設計した。普段はコンパクトな軽バンとして街なかで機動力を発揮、有事の際の被災地支援では人と物資の両方を運搬するほか、冬は暖かく夏は涼しく過ごせるシェルターとして機能する。
同車両は、最大15時間稼働する車載スポットクーラーや冷温庫、災害時に使える温水シャワー、スマホ充電・医療機器・照明などに使用できる外部給電を搭載。後部ドアにパーテーションテントを設置し、後部座席をフラットにすることで車内を休息スペースとして利用できる。
同車両では、同社の特許技術である“脱着式家具”を採用しており、車両の販売のほか、必要な装備をスマートに集約した「架装パッケージ」を提供可能。既存の軽バン車両に「後架装」を行い、元の状態に戻すことができるため、自治体でも柔軟に利用できる。
そのほか、同社では、マルモビを所有する全国の自治体や企業が有事の際に組織の枠を超えて連携する“マルモビパートナーシップ協定”も行っている。
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リスク対策.com 編集部
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