2015/09/02
防災・危機管理ニュース
東京大学生産技術研究所の目黒公郎研究室が運営するRC77(防災ビジネス市場の体型化に関する研究会)は9月1日(防災の日)から、「マンション“防才”アイデアコンテスト」の募集を開始した。特別な理論ではなく、子どもからお年寄りまで、身近な経験や知恵を生かしたマンション防災のアイデアを「防才」と位置付け、「これからの時代、天才・秀才より“防才”だ!」をキャッチフレーズに広く募集する。マンション防災の啓もうにより、防災力の向上を狙う。
2011年の東日本大震災では、帰宅困難者に対して近隣のマンションが避難場所となり、マンションと周辺コミュニティーの新しい共生の形が生まれたという。一方で、エレベーターが停止して多くの人が長時間閉じ込められたり、断水したマンションでは最上階まで人力で水を運ばなければいけなかったりなど、マンション特有の課題も次々と浮き彫りになった。
募集は10月31日まで。12月5日に最終選考会を開催し、最優秀作品賞などを決定する。審査委員長を目黒教授が務めるほか、審査委員は危機管理教育研究所代表の国崎信江氏、跡見学園女子大学教授の鍵屋一氏、一般社団法人マンションライフ継続支援協会理事の飯田太郎氏など計6名。特別審査員としてタレントのルー大柴氏を迎えた。
企画運営を務めるエレベーターメンテナンスを手掛けるitec24代表取締役社長の岩本由起子氏は「みなさんのアイデアが、コミュニティーや街を救うことになる。ぜひ多くのアイデアを寄せてほしい」と話す。募集方法など詳細な問い合わせ先は同社(Tel:03-5301-5231)、もしくは以下のウェブサイトから。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/04
-
-
-
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方