【ラスベガス時事】ソニーグループとホンダが共同出資するソニー・ホンダモビリティは5日、電気自動車(EV)「アフィーラ」の第2弾となる車両の試作車を発表した。今年納車を始めるセダンの第1弾に続き、米国で人気が高いスポーツ用多目的車(SUV)のようなモデルをラインアップに加える。
 米ネバダ州ラスベガスで6日開幕する世界最大級の家電・IT見本市「CES」を前に、現地で記者会見を開いた。水野泰秀会長は試作車をベースにしたモデルを「2028年にも米国の顧客に届けることを目指す」と説明。第1弾よりも広い車内空間を実現する。
 第1弾の「アフィーラ1」はカリフォルニア州で今年から納車を開始し、日本では27年上半期を予定する。価格は基本モデルが8万9900ドル(約1400万円)、旗艦モデルが10万2900ドルから。先進運転支援システムのほか、米マイクロソフトと協力して開発している対話型AI(人工知能)、映画や音楽などを楽しめる機能を搭載する。
 米国のEV市場を巡っては、トランプ大統領の方針で購入支援策が終了するなど逆風が吹く。ただ、会見後に報道陣の取材に応じた川西泉社長は「EVを『売り』にしていない」と語り、「車でより自由な過ごし方ができる」ことを目標にしていると強調した。 
〔写真説明〕5日、報道陣に公開されたソニー・ホンダモビリティの電気自動車(EV)「アフィーラ」第2弾の試作車=米ラスベガス

(ニュース提供元:時事通信社)