2026/02/28
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】パキスタン政府は28日、軍がアフガニスタンを支配するイスラム主義組織タリバンへの応戦を続け、タリバン戦闘員331人を殺害したと発表した。タリバンが殺害したと主張するパキスタン兵の人数を合わせると死者は計386人に上る。
子供を含む民間人の犠牲者が出ているとの情報もある。アフガンメディアは28日、東部ナンガルハル州でタリバン部隊がパキスタン軍の戦闘機1機を撃墜し、パイロットを拘束したと伝えたが、パキスタン側は認めていない。衝突再燃を受け、中国やロシア、イランといった国々が双方に対話を呼び掛け、仲介の意向を示している。
パキスタン外務省は声明で、「不当かつ挑発的な行為」とタリバンを非難。反撃の正当性を強調した。その上で、昨年秋からの一連の衝突の要因となっている、アフガンからの越境テロ取り締まりをタリバンに改めて求めた。
タリバン暫定政権のムジャヒド報道官は記者会見で、「戦争の発端はパキスタンだ」と批判。また攻撃があれば報復すると警告しつつ、協議を通じた問題解決を望むとも語った。
〔写真説明〕27日、パキスタン中部チャマンの対アフガニスタン国境付近で待機するパキスタン軍の戦車(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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