2026/04/27
防災・危機管理ニュース
27日午前5時23分ごろ、北海道十勝地方南部を震源とする地震があり、北海道浦幌町で最大震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは83キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.2と推定される。津波は起きなかった。
北海道の南東沖、千島海溝では陸側プレートの下に海側プレートが沈み込んでおり、今回の地震は海側プレート内部の深い所で起きた。同庁の海老田綾貴・地震津波監視課長は記者会見し、「北海道・三陸沖後発地震注意情報の対象ではなく、単発の地震だ」と説明した。一方で、今回の地震で揺れが強かった地域では約1週間、震度5強程度の地震に注意が必要という。
注意情報の対象として主に想定されるのは、陸海のプレート同士の境界で起きるM8程度の地震であり、今回の地震よりエネルギーが桁違いに大きい。20日に三陸沖(日本海溝沿い)のプレート境界で起きた最大震度5強(M7.7)の地震とは「直接的な関係はないと考えられる」と話した。
震度5強を観測した浦幌町で「高沢旅館」を営む干馬良子さん(77)は「大きな衝撃があったが、揺れは20日の地震の方が大きかった」と話した。旅館には宿泊客が2人いたがけがはなく、建物に被害も出なかった。地震が続くことに関し、干馬さんは「いつまた起きるか分からず怖い。ラジオや防寒具を車に積むなどして備えたい」と語った。
主な各地の震度は次の通り。
震度5強=北海道浦幌町
震度5弱=北海道新冠町
震度4=札幌市、青森県階上町
震度3=北海道根室市、青森県八戸市、盛岡市。
〔写真説明〕地震の影響で列車の運転見合わせが発生したことを伝えるJR帯広駅の掲示板=27日午前、北海道帯広市
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)


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