2026/05/01
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】マイクロソフト(MS)など米巨大IT5社の2026年1~3月期決算が4月30日、出そろった。旺盛な人工知能(AI)需要もあり、全社が前年同期比で増収増益。部品などのコスト増も背景に、AIなど設備投資額を引き上げる動きも相次ぎ、公表されている4社の合計は最大7250億ドル(約114兆円)に上る。ただ、積極投資に対する過熱感もあり市場の反応は分かれた。
アマゾン・ドット・コムとグーグル親会社のアルファベットは、傘下のクラウド事業が伸び、純利益がそれぞれ前年同期比で約8割増。メタ(旧フェイスブック)もSNSでの広告事業が堅調で、この3社は四半期ベースで過去最高益を更新した。
アップルは部品供給制約の影響が懸念されていたが、主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が1~3月期として最高の売り上げを記録し、19%増益となった。
AIへの投資競争が続く中、MSは26年の設備投資見込み額を1900億ドルと発表した。ナデラ最高経営責任者(CEO)は電話会見で「重要なのは、(AIの)利用増に見合う処理容量を得られるよう、設備投資を確保することだ」と強調した。
また、メタは従来計画から100億ドル積み増し1250億~1450億ドル、アルファベットも50億ドル増やし1800億~1900億ドルとそれぞれ上方修正。2000億ドルと見込むアマゾンを加え、4社の合計は最大7250億ドルとなる。
市場の反応は分かれた。検索やクラウドなどAI投資を進める分野で高い収益を上げたアルファベットの株価は、決算発表翌日の米株式市場終値で前日比10%近く急騰。一方で、メタは投資回収への懸念が再燃し、ザッカーバーグCEOが「あらゆる兆候がこの投資に確信を与えている」と強調したにもかかわらず、同9%近く下落した。
〔写真説明〕米巨大IT5社(グーグル、アップル、フェイスブック=現メタ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)のロゴマーク(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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