2026/05/05
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズは4日、トランプ政権が新たな人工知能(AI)モデルに対する審査プロセスの導入を検討していると報じた。AI新興アンソロピックが開発した「ミュトス」の出現で、警戒感が高まっている。AI分野で覇権争いを続ける中国に対抗するため、規制緩和によって開発を促してきた方針を転換する格好だ。
報道によれば、米政権にはAIを利用したサイバー攻撃によって生じ得る政治的な影響を回避したい思惑がある。ミュトスはソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を発見する能力が高く、サイバー攻撃への悪用が懸念されているため一般公開されていない。
政府関係者やIT企業幹部らが参画する作業部会を設置し、AIモデル開発の監督方法を協議する方針。政権当局者は既に、アンソロピックやグーグル、オープンAIの幹部に計画を説明したという。ただ、企業幹部の一部は、過度な規制が導入されれば技術革新のスピードが衰えると懸念を示している。
(ニュース提供元:時事通信社)
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