2026/06/26
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】欧州各地で25日、記録的な熱波が続き、市民生活や交通、医療などへの影響が広がった。英国ではイングランド南西部サマセットで気温が36.7度に達し、2日連続で6月の最高記録を更新。スイスは北西部バーゼルで38度を観測し、6月の記録を塗り替えた。オランダの気象当局は、史上初めて暑さを理由に「赤色警報」を発令し、危険な状況だとして警戒を呼び掛けた。
各地で死亡例が相次いでおり、スペインの保健当局は、暑さに関連する死者が21~24日の4日間で推計212人に上ったと発表。イタリアのメディアは、同国での熱波に関連する死者が5人になったと報じた。フランスで暑さを避けようとした水難事故が続発し、ロイター通信によると、熱波が始まって以降、溺れて少なくとも48人が死亡。ドイツは先週末以降、遊泳中の事故で20人余りが命を落とした。
猛暑は各国の社会機能もまひさせている。英国では多くの鉄道が遅延・運休し、学校も休校を余儀なくされている。イタリアは救急搬送が急増し、半数以上の州が日中の屋外労働を禁止した。ドイツでも屋外イベントが中止されるなど、暑さに起因する混乱が欧州全域に広がっている。
〔写真説明〕25日、ロンドンで猛暑の中、扇子を使い涼を取る女性(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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