【バンコク時事】タイの首都バンコク北部チャトゥチャック地区にある飲食店で12日深夜、火災が発生し、少なくとも27人が死亡した。負傷者は71人に上り、うち24人が重傷とみられる。犠牲者はさらに増える恐れがある。日本政府関係者によると、これまでに邦人の被害情報は入っていない。
 タイ警察によると、火災は12日午後11時40分(日本時間13日午前1時40分)ごろ、発生した。地元メディアは、天井に設置されたエアコンの電気系統のショートが出火原因で、停電と爆発が生じたと報じた。鎮火には約35分を要したという。
 当局によれば、救助隊の到着時、既に建物全体に火が広がっていた。炎が天井を伝って急速に燃え広がり、発生した煙が被害拡大の一因になった可能性があるという。13日に現場を訪れたタイのアヌティン首相は「店内に炎と煙が広がって人々がパニックになり、多くが逃げ場のない化粧室に逃げ込んだ」と述べた。 
〔写真説明〕12日、バンコクの飲食店で発生した火災から逃げる人々=カン・クティラット氏提供(AFP時事)
〔写真説明〕13日、バンコク北部チャトゥチャック地区の火災現場で捜査するタイ警察

(ニュース提供元:時事通信社)