2026/07/13
防災・危機管理ニュース
【カイロ、ワシントン時事】イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」は、原油輸送の要衝ホルムズ海峡で「無許可の航路」を通航しようとした船舶を攻撃し、海峡を封鎖したと主張した。同隊に近いタスニム通信が12日伝えた。米軍によれば、キプロス船籍のコンテナ船が被害に遭い火災が発生。米軍はこれを受け、8日以来のイラン攻撃に踏み切った。
コンテナ船はホルムズ海峡を航行中に攻撃を受け、機関室の重大な損傷に伴い、航行不能の状態になった。民間人の乗組員1人が行方不明になっているという。
米中央軍は「米国は商船を攻撃するイランの能力を損ない、重い代償を負わせる」と強調。11、12両日、イランのミサイルや無人機の関連施設、弾薬庫、通信網など軍事目標を空爆した。12日には、初めて自爆型無人艇を投入して追加作戦を実施し、イランの小型艇や沿岸部のレーダー施設など数十の標的を攻撃した。
イランも12日に「報復」として米軍施設があるクウェートやバーレーン、カタールなど湾岸諸国を攻撃し、応酬となった。
タスニムによると、イラン側はコンテナ船が警告を無視したとして攻撃を正当化した。「通知があるまで、また米国による介入が終了するまで海峡は封鎖される」としている。これに対し、トランプ大統領は12日、米テレビのインタビューで、海峡は「開いている」と主張。ニュースサイト「アクシオス」の記者は、商船約20隻が過去24時間で米軍との調整の下、海峡を通過したと伝えた。
〔写真説明〕ホルムズ海峡近くに停泊する船舶=12日、アラブ首長国連邦(UAE)東部沖(AFP時事)
〔写真説明〕ホルムズ海峡周辺を航行する船舶(資料写真、AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
- イランがホルムズ「封鎖」=船舶損傷、米と攻撃応酬―トランプ氏は反論
- 飲食店火災27人死亡=ステージ付近で爆発―タイ・バンコク
- バングラデシュ、洪水や土砂崩れで50人超死亡=600人以上救助
- イランがホルムズ「封鎖」=船舶損傷、米も攻撃
- 米軍、イランに攻撃開始=船員1人が行方不明
おすすめ記事
-
AIによるメール監査で悪意なき不正リスクを事前に検知
昨今、企業の不祥事が多発している。不正会計や金銭の着服、独占禁止法で禁止される談合やカルテルなどが発覚することで企業の信用が失墜し、業績悪化にいたるケースが多い。企業の不正を防ぐ方法で有効なのが、社内のメールモニタリング(メール監査)だ。国際訴訟・不正調査のパイオニアであるFRONTEO(東京都港区)は、リーガルテック分野で培ったノウハウから自社開発したAIエンジン「KIBIT(キビット)」をコア技術に、メール監査で企業の不正リスクを検知するサービスを提供する。膨大な量の電子データから、どのように不正を発見し、未然に防ぐのか。代表取締役社長の守本正宏氏に話を聞いた。
2026/07/13
-
-
困難な工場のサイバーセキュリティ強化机上訓練で隠れていた現場力を発掘(参天製薬)
製造業にとって最も避けたい、売上に直結するサイバー攻撃による工場の稼働停止。しかし、セキュリティ対策の導入は工場ならではの困難があり、簡単にはいかない。参天製薬(大阪市北区、伊藤 毅代表取締役社長)は、サプライアーのランサムウェア感染をきっかけに、2017年から国内外の工場のサイバーセキュリティ対策を強化。工場との対話を重ね、着実に進めている。
2026/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/07/05
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
-





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方