ゼロリスク要求にどう立ち向かうか?
8月4日配信「中澤・木村が斬るニュース解説」より
大友 章司
北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了、博士(心理学)(名古屋大学)。専門はリスク心理学、応用心理学。災害時の避難行動や災害復興の心理プロセスに関する研究の他、消費者行動の心理学的研究なども行なっている。海外の学術誌などの論文多数。著書に『リスクガヴァナンスの社会心理学』など。名古屋市地域特性に応じた防災力向上検討委員会アドバイザー委員等を歴任。
2026/08/04
リスクに効く心理学
大友 章司
北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了、博士(心理学)(名古屋大学)。専門はリスク心理学、応用心理学。災害時の避難行動や災害復興の心理プロセスに関する研究の他、消費者行動の心理学的研究なども行なっている。海外の学術誌などの論文多数。著書に『リスクガヴァナンスの社会心理学』など。名古屋市地域特性に応じた防災力向上検討委員会アドバイザー委員等を歴任。
毎週火曜日、朝9時から30分間、PRO会員向けに生配信している「中澤・木村が斬る今週のニュース解説」7月7日に配信した、中央大学准教授の大友章司氏によるシリーズ「リスクに効く心理学」(第8回)では、「ゼロリスク要求にどう立ち向かうか?」について解説していただきました。
大友氏は、ゼロリスクを達成できる可能性が示されるだけで、人々はその対策を実際以上に高く評価する傾向があると説明。新生児の死亡リスク削減策を題材にした実験では、死亡率を0.1%から0.01%へ下げる同じ施策であっても、「ゼロリスクが可能」と示した場合の方が、「ゼロリスクは不可能」と説明した場合よりも高く評価されたそうです。大友氏は「達成できる可能性を匂わすだけで価値が高くなってしまう」と指摘し、「ゼロにする」といった表現が人々の判断に影響を与える心理的特性を理解する重要性を強調しました。
番組の内容は、アーカイブからご視聴いただけます!
→https://www.risktaisaku.com/category/news_commentary/
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