熊本県で最大震度7を観測した地震を受け、国土交通省は、被災地域を中心に道路の通行実績や渋滞状況などの官民データを集約した地図「令和8年熊本地震 通れるマップ」をホームページ上で公開している。住民や災害対応を行う関係者らに幅広く活用してもらいたい考え。
 車両が通行できたが走行速度が不明な道路を地図上に赤色で示した上で、平均速度が判明している地域は時速20キロ以下で通れた道路を黄、同21キロ以上で通れた道路を青に色分けした。20キロ以下だと渋滞が発生している可能性が高い。規制区間を走行する工事車両もデータに含まれるため、一般車が通れない場合がある。リアルタイムではないが、1日2回程度更新する。
 マップには、渋滞情報も送信できる次世代型の自動料金収受システム(ETC)を搭載する車両に加え、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、いすゞ自動車、日野自動車の5社の車両走行データをまとめた日本道路交通情報センター(JARTIC)による情報を反映している。約9年前から運用を始め、大規模災害時に公表している。 
〔写真説明〕国土交通省が公表している熊本地震の被災道路の通行地図「令和8年熊本地震 通れるマップ」(国交省HPより)

(ニュース提供元:時事通信社)