【台北時事】台湾当局は10日、スマートフォンなどのデータ通信速度を30分間制限する大規模訓練を中部地域で初めて行った。中国による武力侵攻に備えた年次防空演習に合わせ、サイバー攻撃や海底ケーブル切断などによる通信障害を想定して実施。市民の耐性や対応力を高める狙いがある。
 人口約290万人と中部最大都市の台中市では午後2時半(日本時間同3時半)に防空サイレンが鳴り響き、屋外の市民らは地下駐車場などへ移動。通信施設が攻撃を受けたとの想定で、現地から中継したテレビ局は、スマホのネット接続が「不安定になった」と伝えた。LINEによる文字や画像の送受信もできなくなった。 
〔写真説明〕10日、台湾中部の台中市で防空演習に参加する市民ら(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)