【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市は2日、中学生以下の児童・生徒を対象に市内の公立学校で生成AI(人工知能)の利用を原則禁止すると発表した。9月に始まった新年度の1年間試行する。
 対象となるのは中学校の最終学年である第8学年(日本の中学2年)までで、約60万人。電子機器の画面を見る時間にも、学年に応じて最大1日45分間までの制限を設ける。高校では、AIに関する教育プログラムを試験的に導入する。
 翌年度以降については、児童・生徒や保護者、専門家などが参加して検証し、提言をまとめる。市によると、学生を対象としたAI利用制限としては全米で最も広範な措置となる。
 記者会見したマムダニ市長は「新たなテクノロジーが組み込まれていく社会に、どう備えさせるか考える責任がある」と強調。子供たちの成長には「同級生や教師と関係を築き、難しい問題に自分自身で取り組む必要がある」と訴えた。 
〔写真説明〕米ニューヨーク市のマムダニ市長=8月13日、ニューヨーク(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)