【カイロ時事】サウジアラビアのエネルギー省は8日、南部のエネルギー施設がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に攻撃され、複数箇所で火災が発生、一部が稼働を停止したと発表した。フーシ派は同日、イエメン内戦で敵対する暫定政権を支援するサウジに対し「大規模な軍事作戦」を実施したと主張した。
 フーシ派は南西部アブハとジザンにある国営石油会社サウジアラムコの施設や空港、空軍基地が標的だったと明らかにした。サウジ外務省は、攻撃で女性や子供を含む73人が負傷したとして「強く非難する」と表明。フーシ派系メディアによると、サウジも反撃としてイエメン中部マーリブに空爆を加えたもようで、攻撃の応酬が激化する恐れがある。
 フーシ派は7日、サウジ軍が同派支配下のイエメン北部ジャウフ州などで刑務所や民家を空爆し死者が出たと批判。「報復は免れない」と警告していた。 
〔写真説明〕紅海の原油輸送の要衝バベルマンデブ海峡(資料写真、AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)