2026/09/22
防災・危機管理ニュース
千葉、神奈川両県の土砂災害が起きた地域では、大型で強い台風25号が房総半島沖を通過した21日の雨量が統計史上最多かそれに近い記録となった。気象庁によると、25号は北側に厚い雨雲を伴って北上し、関東南部に接近する前の20日から雨量が増えていたため、地盤が緩んで土砂崩れに至ったとみられる。
21日の雨量は千葉県佐倉市で278.0ミリ、死者が出た袖ケ浦市に隣接する木更津市で291.0ミリ、鴨川市で241.5ミリ、神奈川県三浦市で244.0ミリに上った。佐倉市と木更津市は1日の雨量として統計史上最多、鴨川市は3番目、三浦市は2番目に多い記録となり、いずれも平年の9月の1カ月間雨量を大幅に上回った。
20日の雨量は佐倉市で99.5ミリ、木更津市で109.5ミリ、鴨川市で126.0ミリ、三浦市で121.5ミリを観測していた。
同庁の細見卓也予報課長は21日の記者会見で、25号は北海道の北東海上に中心がある高気圧の影響により、房総半島に上陸せずに沖合を通過するコースになったと説明。しかし、北上する速度が予想より遅く、海面水温が高い海域を長い時間をかけて進んだため、大型で強い勢力に発達したと話した。
(ニュース提供元:時事通信社)
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