2018/11/30
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
トイレといえば、国土交通省!
港区だけではなく、実は国土交通省が動画まで作って啓発していることをご存知でしょうか?
おふろに貯めた水を流して汚物を流したら、下の階の人が怒鳴り込んでくるというシーンまであるんですよ!!
でも、あんまり知られてないですよね。
この前小学校の講演でこちらを紹介したら、小学生から、「その動画は知らない。アクセス数どれくらいなのですか?」と鋭すぎる質問を頂きました。
さすがユーチューバーが人気の職業というだけある小学生。アクセス数が大事なことをよくわかっています。北海道地震の直後にこれを紹介するために見たときは確か2千くらいだったのですが、今、2万いっているのでだいぶ頑張ってはいるかなと思います。でも、まだまだ小学生が見ている人気サイトには及ばないです。有名なゲーム実況動画などは1週間で50万PVですって。
そもそも国土交通省が災害時のトイレに詳しいと知っている人がどれくらいいるのでしょうか?国土交通省のキーワードを入れたらすぐこのサイトは、出てくるのです。これからは「トイレといえば、国土交通省」とイメージづけて覚えておいていただければと思います(余計なお世話と言われるかもですが 笑)
■国土交通省 トイレシリーズ一覧
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000411.html

ね。トイレといえば国土交通省といえるほどの充実ぶり!
そして、4を見てください。マンガまであるの、ご存知ですか?これ、多言語に訳してほしいと思うほど、わかりやすいです。共同住宅は先ほどの動画の内容がそのままマンガになっています。
■漫画「災害時のトイレ、どうする?」
http://www.mlit.go.jp/common/001180224.pdf

リアルだわー。これは、お子さんとも一緒に読んで、親子で災害時のトイレの重要性について学んでもらいたいですね。
ところで、マンションとか共同住宅ではなかったら水を流していいのでしょうか?これも、国土交通省のマンガにちゃんと書いてあるんです!

たぷたぷ〜っ・・・ですよ!
一戸建てでも、配管が壊れていると同じ現象が起きます。国土交通省がこんなにわかりやすくまとめているのに、災害時、これをシェアしてもらえないのがもったいないです。
災害後、シェアするなら、トイレ名人「国土交通省」をキーワードに必ず入れてみてくださいね。
「国土交通省 災害 トイレ」と検索すると、上記のページにたどり着けます。でも、「地震 トイレ」「災害 トイレ」だと、いつの時代の情報?ってものまで出てきてしまいます。最新情報をシェアしてほしいと切に願います!!
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
企業理念やビジョンと一致させ、意欲を高める人を成長させる教育「70:20:10の法則」
新入社員研修をはじめ、企業内で実施されている教育や研修は全社員向けや担当者向けなど多岐にわたる。企業内の人材育成の支援や階層別研修などを行う三菱UFJリサーチ&コンサルティングの有馬祥子氏が指摘するのは企業理念やビジョンと一致させる重要性だ。マネジメント能力の獲得や具体的なスキル習得、新たな社会ニーズ変化への適応がメインの社内教育で、その必要性はなかなかイメージできない。なぜ、教育や研修において企業理念やビジョンが重要なのか、有馬氏に聞いた。
2025/05/02
-
-
備蓄燃料のシェアリングサービスを本格化
飲料水や食料は備蓄が進み、災害時に比較的早く支援の手が入るようになりました。しかし電気はどうでしょうか。特に中堅・中小企業はコストや場所の制約から、非常用電源・燃料の備蓄が難しい状況にあります。防災・BCPトータル支援のレジリエンスラボは2025年度、非常用発電機の燃料を企業間で補い合う備蓄シェアリングサービスを本格化します。
2025/04/27
-
自社の危機管理の進捗管理表を公開
食品スーパーの西友では、危機管理の進捗を独自に制作したテンプレートで管理している。人事総務本部 リスク・コンプライアンス部リスクマネジメントダイレクターの村上邦彦氏らが中心となってつくったもので、現状の危機管理上の課題に対して、いつまでに誰が何をするのか、どこまで進んだのかが一目で確認できる。
2025/04/24
-
-
常識をくつがえす山火事世界各地で増える森林火災
2025年、日本各地で発生した大規模な山火事は、これまでの常識をくつがえした。山火事に詳しい日本大学の串田圭司教授は「かつてないほどの面積が燃え、被害が拡大した」と語る。なぜ、山火事は広がったのだろうか。
2025/04/23
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/04/22
-
帰宅困難者へ寄り添い安心を提供する
BCPを「非常時だけの取り組み」ととらえると、対策もコストも必要最小限になりがち。しかし「企業価値向上の取り組み」ととらえると、可能性は大きく広がります。西武鉄道は2025年度、災害直後に帰宅困難者・滞留者に駅のスペースを開放。立ち寄りサービスや一時待機場所を提供する「駅まちレジリエンス」プロジェクトを本格化します。
2025/04/21
-
-
大阪・関西万博 多難なスタート会場外のリスクにも注視
4月13日、大阪・関西万博が開幕した。約14万1000人が訪れた初日は、通信障害により入場チケットであるQRコード表示に手間取り、入場のために長蛇の列が続いた。インドなど5カ国のパビリオンは工事の遅れで未完成のまま。雨にも見舞われる、多難なスタートとなった。東京オリンピックに続くこの大規模イベントは、開催期間が半年間にもおよぶ。大阪・関西万博のリスクについて、テロ対策や危機管理が専門の板橋功氏に聞いた。
2025/04/15
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方