2019/01/23
ニュープロダクツ

GRCSは22日、企業のリスクマネジメントのためのクラウドアプリケーション「Enterprise Risk MT(ERMT)」の提供を開始した。予測されるリスクの発生可能性や重大度を可視化し、管理や経営判断に生かせるようにする。
Salesforce社のクラウドサービスを利用。自社や自組織において発生が予測されるリスク情報をExcelや手動で入力する。登録項目はリスクの表題や分類のほか、発生頻度や発生可能性など。発生可能性と重大度からはじき出すリスクレベルなどを表やグラフで可視化し、リスクマネジメントに活用できるようにする。
同社では2018年10月にトライアル企業を募集、2社に提供した。ERMTは本社から離れた事業所や海外の拠点など、リスクが把握しにくい場所の管理も行いやすく、回答の回収や集計も容易に行えることが特長。事業所やグループ会社別の進捗状況のレポート、アラートなど期日管理機能の強化、リスクと資産をひもづけて個々の資産での対応状況の管理機能も付加している。
利用料金は月定額制で1ユーザーあたり、リスク管理者が月2万円、部門長・部門ユーザーが月4000円。すでにSalesforce社のサービスと契約していればデータ連携などのメリットはあるが、新たな契約は不要。
■ニュースリリースはこちら
https://www.grcs.co.jp/news/20190122
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方