企業以外にその委託先のリスク管理も代行する(出典:写真AC)

GRCSは13日、企業のリスク管理業務支援サービス「GRCアウトソーシング」の提供を開始したと発表した。同社のクラウドサービスの契約者向けに、サイバーインシデントなどリスク情報収集や登録、集計作業などを代行。管理の負荷軽減とリスク可視化を行う。

データはSalesforceのクラウド上で管理。インシデント管理として、社内で発生したサイバーインシデント情報の登録と分析を行う。また、外部委託先のセキュリティに関する情報の管理も行う。外部委託先と契約を交わす際にヒアリングする項目に含まれることが管理可能で、情報セキュリティ対策状況や個人情報の取り扱いに関する確認事項のほか、委託先の企業情報、持っている認証・ISOなど資格、過去に起こった事件・事故がないかなども含まれる。さらに委託先との契約内容、委託する業務、再委託の有無なども併せて管理する。

価格はデータ保管の基本サービスが月10万円~、インシデント管理と委託先管理は月3万円~で、インシデント数やレポート量、委託先数に応じた課金となる。

■ニュースリリースはこちら
https://www.grcs.co.jp/news/20190313

(了)

ご担当者様へ:
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp

リスク対策.com:斯波 祐介