災害時の道路管理・監視業務の省人・省力化と防災・減災への貢献が期待される。

積水樹脂はこのほど、IoT専業ソリューションベンダーのエコモットと共同で、IoT製品を使って、遠隔監視・制御・データ分析・システム連係を可能にするWebアプリケーションサービス「ICOT-LINK」を開発した。同サービスに対応した製品の第一弾として、現地の状況に応じた情報を発信できるLED表示板「オプトマーカーICOT」を販売する。

「ICOT-LINK」は、各種IoTセンサーやIoT表示デバイスから得られる情報を集約・解析し、製品やシステムの一括遠隔監視や、計測値と連動した遠隔制御を可能にするサービス。直感的に制御できるグラフィック画面のインターフェースを採用することで、LED表示板の利便性を向上させ、災害時の迅速な対応と情報発信、道路管理業務の効率化を可能にする。

同サービスでは、リアルタイムなデータ閲覧(現地の気温、風速、現在表示等)、グラフ表示、データ蓄積が行えるほか、低温や強風といった道路状況の変化をアラート配信することで迅速な意思決定と安全な道路環境の維持を支援する。傾斜(地すべり検知)センサー、雨量センサー、監視カメラ等のIoTセンサーとクラウド連携が可能となっている。

「オプトマーカーICOT」は、「ICOT-LINK」による情報提供の迅速化と管理の省力化をサポートする4G通信・遠隔操作に対応したLED電光表示板。緊急時でも現地に出向くことなく、遠隔操作で表示内容の変更や機器状況の確認を行える。災害時に強い太陽電池式をラインナップし、独自の省電力設計で太陽電池による24時間動作を可能にする。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部