2025/06/21
ニュープロダクツ
ブルーイノベーションは、自治体向けに開発したドローンによる次世代型防災ソリューション「BEPポート|防災システム」を提供する。Jアラート(全国瞬時警報システム)と連動し、災害発生時の避難広報と現場の状況把握を自動化することで、迅速かつ的確な初動対応を可能にするという。地震・津波・洪水・火山災害・森林火災など、多様な災害への対応を想定した汎用性の高いソリューションとして提案する。
同システムは、同社が開発したドローンポート情報管理システム「VIS(Vertiport Information System)」を基盤とするもので、災害発生時にJアラートを受信するとドローンが自動で発進する。ドローンは専用アプリによる簡単操作で自動運航できるため、操縦スキルに依存することなく安全な初動対応を行える。上空からスピーカーで避難を呼びかけるなど、人手を介さず迅速な避難指示を行うことができる。
ドローンはあらかじめ設定された飛行ルートを自動飛行しながら被災地の映像を取得することが可能。複数機の同時運航で広域をカバーできるほか、映像は専用のサーバー(国内クラウド)へ自動保存することで、現場の状況を安全・確実に把握・共有でき、職員の現地出動も最小限に抑えられる。
同社が開発したドローンポート情報管理システム「VIS」は、同社がワーキンググループの議長を務めた国際標準規格「ISO5491」に基づく遠隔監視・制御や離発着管理、外部システム連携などの各種機能を実装。ドローンポートの稼働状況や各種センサーによるドローンポート周辺の安全確認などの各種情報を一元的かつリアルタイムに集約・管理できる。他システムとの共有・連結も可能で、一連かつ複数のドローン運航オペレーションを安全に遂行させることができる。
同社は今後、全国の自治体や公共団体への同システムの導入を積極的に推進する。今年5月20日に、千葉県一宮町が同システムを活用した津波避難広報システムを導入。津波対策としては2022年に導入された宮城県仙台市に続く2例目。今後、特に人手不足や高齢化が進行する地域において、人に依存しない無人防災インフラの構築と社会実装を目指す。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/23
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-
-
-
企業の副業解禁とコンプライアンス対策を支援
企業の副業解禁の流れが加速している。従業員は本業以外の労働を増やすことで、収入増が見込める。従業員が副業で獲得したスキルで、本業への貢献も期待できる。企業側にとっても、副業は採用活動に活用できる。業務発注から関係を深めてからの転職や採用後のミスマッチを防止する効果がある。一方で、副業の一般化に伴い、同業他社での競業や情報漏えい、ブランド毀損、過重労働など、副業リスクは増加している。フクスケ(東京都千代田区)は、企業の副業制度の運用支援に加え、副業コンプライアンス向上に関するデータを分析し、リスク診断サービスも提供している。代表取締役社長の小林大介さんに、企業の副業解禁がもたらす影響について話を聞いた。
2026/06/12
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方